【ピーリング後にお薦め!】有効成分から最適な保湿クリームを徹底分析!

ピーリング後にお薦めな保湿クリーム

こんにちは、薬剤師のODAです。

ニキビ予防や治療、肌を美しく保つために、最近ピーリングが良く行われています。

↓ピーリングについての関連記事です。

しかし、ピーリングは肌の角質層を薄くしてしまうので、

肌の角質層に対するスキンケアがとても重要になってきます。

今回は、そんなピーリング後の大切なスキンケアにお薦めな、

保湿クリーム・ゲルをその成分処方を解析しながらお話したいと思います!

今回解析するのは以下の製品です。

製品の解析だけ知りたい方は↓をクリックしてください。

目次

保湿に欲しいのは角質層の成分

ピーリングは古い角質を除去すること

ピーリングは平たく言うと、古い角質を除去することです。

しかし、それは角質層を薄くすることにもなります。

つまり肌の状態を考えたときにスキンケアが不十分だと、

ピーリングはもろ刃の剣になってしまうのです。

お肌の構造と乾燥

これは極端な図かもしれませんが、角質層が薄くなったり、きちんと機能していないと、

肌の潤いがキープできずに、それを皮脂で補おうとしてしまうのです。

これが脂性肌の原因にもなっています。

角質層の構造と乾燥

肌をどんどんと拡大していった図ですが、角質層が乱れているか安定しているかで、

肌の状態が大きく違うことがイメージできるでしょうか?

つまり、バリア機能が正常な肌をキープするためには角質層のケアが重要なのです。

正常な角質層を維持するためには、角質層の成分をしっかり補給してあげる必要があります。

それが主に、
セラミド(アミノ酸セリンと脂肪酸からなる脂質層を作る成分)

天然保湿因子(低分子のアミノ酸とその誘導体からなる角質細胞内保湿成分
となります。

つまり、スキンケアを考えたときに、これらを補充してあげる観点が必要となってくるのです。

そこで、今回ODAはこの角質層の成分に着目して、

保湿クリームやゲルの成分を比較してみました!

NOV L&W エンリッチクリーム

有効成分L-アスコルビン酸 2-グルコシドグリチルレチン酸ステアリル
その他の成分:水、BG、濃グリセリン、スクワラン、硬化油、ベタイン、バチルアルコール、ジグリセリン、ベヘニルアルコール、パルミチン酸セチル親油型ステアリン酸グリセリルヒアルロン酸Na-2グリセリルグルコシド液DL-PCA・Na液乳酸Na液ヒドロキシステアリン酸コレステリルユビデカレノンdl-α-トコフェロール 2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム塩セリンN-アセチル-L-ヒドロキシプロリンイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、クエン酸Na、ヒドロキシエチルセルロース、ネオペンタン酸イソステアリル、ジメチコン、水酸化Na、フェノキシエタノール

機能性成分

L-アスコルビン酸 2-グルコシド

メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぎ、透明感のあるお肌に導いてくれる成分→持続型ビタミンC

グリチルレチン酸ステアリル

肌あれを防ぎ、健やかなお肌に整えてくれる成分→抗炎症作用

グリセリルグルコシド液

保湿作用、肌を保護する作用、メラニン色素生成を抑えてくれる成分

ユビデカレノン

メーカーによると保湿成分→通称コエンザイムQ10

dl-α-トコフェロール 2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム塩

ビタミンEとビタミンC複合体→抗酸化作用

バリア機能成分親油セラミド機能

ピンクマーカ全般脂質成分

長鎖脂肪酸エステル群→疑似セラミドとして配合されているようで、脂質の膜を形成して、皮膚からの水分蒸発を防ぐ役割→エモリント成分

保湿機能成分親水保水機能

ベタイン

アミノ酸グリシン誘導体で保湿成分→グリシンは天然保湿因子の中で一番多いアミノ酸

ヒアルロン酸Na-2

有名な高分子保湿成分

DL-PCA・Na液

天然保湿因子ピロリドンカルボン酸のNa塩→ピロリドンカルボン酸は天然保湿因子の中で、一番存在が多いアミノ酸誘導体成分

乳酸Na液

上のPCAと同じく乳酸は天然保湿因子の中で多い成分

セリン

角質層の中で一番多いアミノ酸で、セラミドの中で親水部分の役割を担い、角質層で一番重要なアミノ酸→もちろん天然保湿因子の一つ

N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン

プロリンは天然保湿因子の中のアミノ酸であり、コラーゲンの中に多く見られるアミノ酸

天然保湿因子を意識した配合

常盤薬品工業さんの製品ですが、低分子の天然保湿因子を意識した配合で、

角質層の保湿を取り戻すためにつくられた物だと感じられます。

アマゾンのレビューでも、

エイジングケア用のクリームですが、敏感肌の私でも痒みなど出ることもなく、またワセリン入りですが、塗布後ベタつかずスっと肌に馴染んで1日中保護してくれています。

皮膚科でおすすめされてからずっとこのクリームを使ってます!
化粧水は安いのを買ってびしゃびしゃ使い最後にこのクリームを使うとしっとりして肌荒れもしなくなりました!

このように、敏感肌でも使いやすいと評価が高いです。

ただ、こういう意見もあります。

エイジング効果は分からないけど、しっとりはします。ただ、これを塗ったあとにファンデを塗るとムラになります。

このように、お化粧のノリの問題とかはあるかもしれません・・・

そのため、お試ししてから使っていただくのが良いと思います。

ちなみにこのL&Wシリーズは、化粧水、乳液もすべて、天然保湿因子を意識した配合なので、

お好みの形態を選ぶことができます。

ノブL&W トライアルセット

公式通販サイトでは、送料無料の1週間トライアルセットが、送料無料で1980円です。

さらに公式通販サイトでは、エンリッチクリームも送料無料で、税込み5720円とお得です。

とりあえず、試してみて、その効果を実感していただき、

それぞれに合った形態の物を使用していただきたいです!

キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム

アラントイン*、精製水、グリセリン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、シクロジメチコン、スクワラン、トリシロキサン、ジメチコン、POE・ジメチコン共重合体、長鎖二塩基酸ビス3-メトキシプロピルアミドユーカリエキス、硫酸Mg、BG、イソステアリルグリセリルエーテル、コハク酸、水酸化ナトリウム液、パラベン

機能性成分

特別な機能成分は無いようです。

ただ、ジメチコン、シロキサンとケイ素(シリコン)成分が多いです。

シリコンはすべすべにしたいときに使う成分ですね。

バリア機能成分親油セラミド機能

ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド

メーカー曰く、セラミド機能成分とのことです。名前からするとケイ素(シリコン)が入っています。

その他ピンクマーカー脂質成分

長鎖脂肪酸エステル、およびアミド・エーテルなので、疑似セラミドと考えられます。

保湿機能成分親水保水機能

アラントイン

尿素からつくられる保湿成分で、尿素自体は天然保湿因子として角質層に多く存在している物質。保湿効果と抗炎症効果が期待できる。角質層の細胞増殖効果があるとのこと。→ニキビができやすい??

ユーカリエキス:メーカー曰く保湿成分とのこと。

要するにアラントインクリーム

ODAが成分を分析して得た結論は、この商品はアラントインクリームですね。

組成もその分シンプルで、花王さんの説明もシンプルです。

アマゾンのレビューは評価が高く、

他社のクリームのようにべたべたしないし、毛穴も開かなくなって本当に凄い!
鼻の辺りが気になる人は薄く広げて塗るよりは、化粧水のようにペタペタ付けて馴染ませた方が良い気がします。高い買い物でしたが凄く良かったです。

とろんとしてますが、塗ると肌に馴染んでくれます😊こちらのクリームを塗ると肌が白くなったように感じます。
私は乾燥肌なので化粧水→乳液→クリームの順番で塗っていますがベタつきもありません。乳液だけやとべたーとなってしまいますが、こちらのクリームを塗るとべたとはならず皮脂もなくなりました。
保湿力がいいので、クリームを顔に塗った後手を洗うと水が弾けるくらいです◎
肌荒れや、乾燥に悩んでる方におすすめです

アラントインの効果はとても良いようです。

ちらみに、水をはじくのはおそらくシリコン成分です。

一方でこんな意見も。

以前は別メーカーの敏感肌用30ml 3000円程の保湿クリームを使っていました。そこまでの良さは感じられず、でも止めると肌荒れしてしまったので、似たような商品でコスパのよいものを探しているうちに、こちらに辿り着きました。
今のところピリピリ感もなくしっかりと保湿されています。
1つ使い切って、追記レビューさせていただきます。
<追記>
使い出して3日目ほどから、顔全体に痒み・赤みと、今まで出なかったような所にまでニキビが出るようになりました。
クリームを落としたところ痒みがなくなりました。残念ですがこの商品は自分には合わなかったようです。。

アラントインの角質細胞増殖効果でしょうか。

しかし、ニキビができなければ、コスパの良い保湿クリームの選択肢となりそうですね!

アスタリフト ジェリー アクアリスタ


水、グリセリン、ベタイン、(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー、BG、パルミチン酸アスコルビルリン酸3NaセラミドEOPセラミドNPセラミドAPアセンヤクエキス水溶性コラーゲン加水分解コラーゲン、ヘマトコッカスプルビアリス油、トマト果実エキスアセチルヒドロキシプロリン、加水分解シロバナルーピンタンパク、トコフェロールコレステロール、エチルヘキシルグリセリン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、オレイン酸ポリグリセリル-10ミリスチン酸ポリグリセリル-10ステアリン酸ポリグリセリル-2ミリスチン酸オクチルドデシルステアリン酸スクロース、レシチン、ダマスクバラ花油、ラウリルカルバミン酸イヌリン、オレイン酸、エタノール、香料、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、フェノキシエタノール、メチルパラベン

機能性成分

パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na

メーカーから説明はありませんが、アスコルビン酸は水溶性のビタミンCなので、名前からすると油にもなじむようにしたビタミンCかと。

トコフェロール脂溶性のビタミンE→抗酸化作用

脂溶性のビタミンE→抗酸化作用

補足:PEGはポリエチレングリコールつまり吸水性ポリマーことなので、これがプルプルのゼリー感を作っているようです。

バリア機能成分親油セラミド機能

セラミドEOP

メーカーの説明によるとアシルセラミド。アシルセラミドは、最強の防御因子という論文があるので、これはすごいと思います。

セラミドNPセラミドAP

メーカーの説明では人型のセラミド。角質層の脂質層を作っている成分で、水分を脂質層で蒸発しないようにしてくれる大切な成分。

その他ピンクマーカ全般脂質成分

長鎖脂肪酸エステル・アミド・エーテル群→疑似セラミドとして配合されているようで、脂質の膜を形成して、皮膚からの水分蒸発を防ぐ役割

保湿機能成分親水保水機能

アセチルヒドロキシプロリン

プロリンは天然保湿因子の中のアミノ酸であり、コラーゲンの中に多く見られるアミノ酸

その他ブルーマーカー全般(親水成分)

角質層の成分ではないものの、保水作用があったり、メーカーが保湿成分と説明している

バリア機能強化最強の配合

角質層を形成する防御因子セラミドを、外から補充することができるのであれば、

肌のバリア機能強化の面では、最高の配合と言えます。

セラミドについて調べているときに、通常のセラミドではなく、

アシルセラミドが肌の防御因子でとても重要と書いてある論文を見つけたので、

このアシルセラミドが入っているのは、本当にすごいなと思います。

塗った瞬間、肌に浸透するのがすぐにわかります!肌がもっちりします。
化粧水などもライン使いしてみたいと思いました。このジェリーはこれからも使い続けようと思います。

肌に吸い込まれるってこういう事かと実感します
ジェリーの後の化粧水もグングン吸い込まれてお肌モチモチになりました

肌へのなじみはとても良いようです。

使ってしばらくするとしっとりとなって、わるくありません。ただ、少しベタつく感じになるので、下地としての使い方はどうなのかという気がします。ナイトクリームとして使う方がいいかも知れません。なお、瓶の中ではゼリー状のかたまりになっているので、それを手に取って肌のうえできれいに引き伸ばすのが結構大変な作業です。

プルプルジェリーが使いにくいという声も・・・

逆に天然保湿因子を丸無視の徹底ぶりも潔いですね

それがベタつき感を出しているのかもしれません。

あと、マニアックですが、透明なのが実はめちゃくちゃすごいです。

本来、水と油はまざらないので、混ぜようと思うとどうしても白くなります。

これが富士フイルムさんのナノ化技術かと、感嘆しました。

技術がとても高いので、お値段の高さは妥当だと言えるのではないでしょうか。

AdryS (アドライズ) アクティブ クリーム 保湿クリーム

有効成分:ヘパリン類似物質水溶性プラセンタエキス
水、植物性スクワラン、シクロヘキサシロキサン、濃グリセリン、ベタインステアリン酸イヌリン、ペンチレングリコール、ウマスフィンゴ脂質2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液テトラヘキシルデカン酸アスコルビルセリン、オウレンエキス、オウバクエキス、油溶性シコンエキス(1)、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、d-δ-トコフェロール、塩化Na、POE・POP・ブチレン・ジメチコン共重合体、トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリル、シクロペンタシロキサン、N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン、クエン酸Na、クエン酸

機能性成分

ヘパリン類似物質

血流改善成分であるとともに、ヒアルロン酸のように水分を保持する機能があります。血流改善による皮膚症状改善保湿機能向上が期待されます。

水溶性プラセンタエキス

メーカー曰く、メラニンの生成をおさえ、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ薬用美白成分アミノ酸やビタミン類など肌にもともとある成分が多く含まれています。

テトラヘキシルデカン酸アスコルビル

メーカーから説明はありませんが、アスコルビン酸は水溶性のビタミンCなので、名前からすると油にもなじむようにしたビタミンCと考えられます。

テトラヘキシルデカン酸アスコルビル

メーカーから説明はありませんが、アスコルビン酸は水溶性のビタミンCなので、名前からすると油にもなじむようにしたビタミンCと考えられます。

d-δ-トコフェロール

脂溶性のビタミンE→抗酸化作用と考えられます。

ちなみに、ケイ素(シリコン:すべすべ成分)成分が3番目に来ています。

バリア機能成分親油セラミド機能

ウマスフィンゴ脂質N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン

メーカーの説明ではセラミドとなっていますが、厳密にはスフィンゴ脂質はセラミドの原料です。しかし、セラミドに近い機能は果たしてくれるでしょう。

2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液

吸保湿性にすぐれ、皮膚や毛髪に対して高い保湿性が維持できるため、いつまでも潤いを与えます。生体親和性材料なので高い安全性と肌荒れ抑制効果をもっているようです。構造的にはセラミドに近い機能と考えられます。

その他ピンクマーカ全般脂質成分

長鎖脂肪酸エステル群(TG トリグリセリドいわゆる中性脂肪)→脂質の膜を形成して、皮膚からの水分蒸発を防ぐ役割

保湿機能成分親水保水機能

セリンL&Wエンリッチクリームにも含まれている天然保湿因子の一つ

ベタインL&Wエンリッチクリームにも含まれているアミノ酸グリシン誘導体で保湿成分

美白・バリア機能・保湿機能のすべてを求めた製品

さすが、大正製薬さんが開発した商品です。

血流改善機能と保湿機能を併せ持つヘパリン類似物質と、

メラニン生成抑制作用を持つプラセンタ成分を配合しています。

成分処方も、セラミド機能と天然保湿因子を意識した処方設計です。

シンプルなパッケージとは裏腹に保湿ケアも美白ケアもできる点が素晴らしいと思いました!クリームで整えた後のお肌に吸い付くもっちり感が好きです。

アクティブクリームはコクがあるのに肌に馴染み、べたつかない仕上がりでした。どちらとも香りが気にならなくてよかった。

保湿と美肌ケアができて、使用感も良いことが高評価のようです。

ただ、評価コメントが少なく、ネガティブコメントは見つかりませんでした。

ただ、少し保湿因子が弱い印象がありますよね?

それは、設計コンセプトに化粧水との併用があるからなのです。

というわけで、特別に化粧水も紹介したいと思います。

AdryS (アドライズ) アクティブ ローション ディープモイスト 化粧水

有効成分:ヘパリン類似物質水溶性プラセンタエキス
水、濃グリセリン、ペンチレングリコール、ベタイン、塩化Na、BG、ウマスフィンゴ脂質2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体テトラヘキシルデカン酸アスコルビルプロリンオキシプロリン、オウレンエキス、オウバクエキス、クエン酸、クエン酸Na

機能性成分

アドライズクリームと同じ機能成分が配合されています!

化粧水なので脂溶性のトコフェロールは配合されていないようです。

バリア機能成分親油セラミド機能

ウマスフィンゴ脂質2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体アドライズクリームと同じセラミド機能成分が配合されています!

しかし、N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシンは配合されていないようです。

保湿機能成分親水保水機能

プロリンオキシプロリン

プロリンは天然保湿因子の中のアミノ酸であり、コラーゲンの中に多く見られるアミノ酸

美白・バリア機能・保湿機能のすべてを求めクリームで補完

天然保湿因子であるアミノ酸プロリンとその誘導体を配合させて、

アドライズクリームと補完しあっている成分処方ですね。

アマゾンのレビューを見てみますと、

大正薬品が作った化粧品というのでまずは安心して注文しました。
乾燥肌だけでなく、敏感肌なので、自分に合うのは
冬場は特に困るのですが、まずはクリームが良かったので、
化粧水もお揃いでそろえました。これは、ほとんど問題なく初回から
とってもいい感じです。なにか変えた?といわれうれしいです。

大正製薬の化粧水ということで少し意外な感じがしましたが普通に良い化粧水です。ディープモイストの通り所謂高保湿タイプの化粧水。トロミがあり保湿力高め。人によっては少しべたつくように感じるかもしれませんが、高保湿タイプに関してはべたつかない方だと思います。トロミがあるのにサラッとするのはとても良いです。冬の乾燥するシーズンにはこのように高保湿な化粧水がやはりグッド。考えてみたら身体に入れる薬を作っているメーカーですからね。安心です。

と、大正製薬さんだからという安心感と、保湿への評価はばっちりです。

トロッとしたローションで手に出した時には良さそうでしたが、
肌になじませていくとちょっとピリッとするところあり。
マスクで擦れた辺りか、目尻などの弱い部分か、顔の一部分で少しだけ感じました。
特に何に反応したかは成分的に分かりませんでした。
効果としては美白と保湿でシミに対する成分はありませんが、
総合的にしっとり系のローションとして乾燥肌の方には向いていると思います。
敏感な方はパッチテストをする方が良いと思います。

人によってはピリッとすることもあるようなので、

パッチテストはされるようにしてみてください。

各保湿クリームまとめ

今回はピーリング後にお薦めな保湿クリームを成分処方から考えて紹介しました。

NOV L&W エンリッチクリーム

天然保湿因子の観点から処方設計されている
セラミド機能の観点がやや弱い印象だが、
美白成分も意識された申し分ない保湿クリームです!

キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム

アラントインがしっかり配合されたクリーム
他の保湿クリームと比べてコスパがダントツ!
ニキビのできやすさには注意が必要!

アスタリフト ジェリー アクアリスタ

人型ナノセラミドと最強の防御因子である、
人型ナノアシルセラミドを配合した処方。
天然保湿因子の観点からは、保湿は弱い印象ですが、
バリア機能の観点からは最強の保湿ジェリーです!

アドライズ アクティブ クリーム 保湿クリーム
アドライズ ローション ディープモイスト 化粧水

クリーム剤と化粧水で補完しあった、
美白・バリア機能・保湿機能のすべての機能を満たした欲張りなセット。
両方にヘパリン類似物質を配合しているのが、製薬会社の製品としての強みです!

あなたに合ったものが必ずある!

今回、成分処方からそれぞれの商品を解説してみました。

それぞれ、開発の目的があって、
開発の目的を科学的に成分に配合しているのだなというのが分かりますね!

あなたにピッタリ合う製品と出会うきっかけに、

この記事がなれれば幸いです!

是非、シェアをお願いします!

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ODA 未来を創る薬剤師未来を創る薬剤師
メカニズム解明が大好きな薬剤師。もと有機化学の研究者。10年ほど現場の薬剤師と管理職を経験。病気等のメカニズムを分かりやすく伝えようと奮闘中!趣味は食べ物や化粧品の成分を考察すること。運動はするけれど、ある物が原因で脂肪肝・・・