LDLコレステロールという言葉は、皆さん聞いたことがあると思いますが、
実際にどんなものかを説明できる方は、少ないのではないかと思います。
目次
目次
- 1.LDLのアルファベットの意味は?
- 2.なぜコレステロール?
- 3.一体どういうこと?
- 4.なぜ悪役なのか?
- 5.太い血管は複層になっている
- 6.つまり
1.LDLのアルファベットの意味は?
LDLは、Low Density Lipoprotein の略で、
低密度脂質複合タンパク質という意味です。
要するに、脂肪とタンパク質がくっついた物質の中で、
軽いやつという意味です。
2.なぜコレステロール?
コレステロールと名前が付くのは、
単純にコレステロールという名前の付いた物質を多く抱えているからです。
ちなみにコレステロールという物質がオイルかといわれると、
オイルとは言い難いです。
少なくとも、皆さんが想像するようなオイルではないです。
でも、水にはとけません。そしてまさかの水より重いです。
3.一体どういうこと?
低密度なのは、水より軽い油をたくさん持っているからです。
分かりやすくいうと、LDLコレステロールというのは、
油をよく吸収した状態のスポンジのようなものです。
4.なぜ悪役なのか?
観点によって、答え方が何通りもあるのですが、
油をよく吸収したスポンジの中で、大きさが丁度良いようです。
???ですよね。
https://note.com/embed/notes/n0a78c99ad1ad
5.太い血管は複層になっている
いきなり血管の話になりますが、太い血管は複層構造になっています。
その一番内側を、内皮というのですが、LDLコレステロールは、
その内皮を透過できる絶妙な大きさなのです。
6.つまり
LDLコレステロールは非意図的(濃度依存的)に、
太い血管の内側に溜まります。
だから、怖いし嫌われています。
と、今回はこのくらいにしておきます。
とりあえず、あれこれ言いわれているいわゆるコレステロールが、
どんなものかを少し理解していただけたのではと思います。
分からないところや、聞きたいことがあれば、
気軽にコメントしてください!
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